長野は全国屈指の山岳県。そして、そこに住まう人々の日常的な移動手段は、言うまでもなく自動車が中心です。
既存の道路は自動車の走行環境を維持するために整備され、「千曲川サイクリングロード」のような自転車専用道はごく一部に限られています。
初めてのルートを走る経験、自動車中心の社会環境。このような条件から少しでも「危険」を減らし、「ストレスフリー」なサイクリングを楽しんでもらうために、私たちにできること。それは「サイクリストの目線で『走りやすい道』を見極め、つないでいくこと」ではないかと考えました。