【信州新町美術館】
戦後間もなくこの地を訪れた画家・栗原信(くりはらしん)氏が「フランスではどんな田舎の村にも美術館がある。日本もこの地から始めてみては?」と提唱して以来、町ぐるみで芸術への愛と理解を育み、昭和57年に開館しました。近代日本画壇を代表する画家らの名作をはじめ、彫刻・書・版画など2,000点以上を収蔵、展示しています。
【有島生馬記念館】
大正・昭和期の日本洋画界をリードし、多大な功績を残した有島生馬も、この地を愛したひとりでした。この記念館は、氏の鎌倉の住居「松の屋敷」を各方面の協力により、ろうかく湖畔に移築したもの。氏の作品と共に、芸術家達が交流を楽しんだ往年のサロンの雰囲気を味わうことが出来ます。
【信州新町化石博物館】
幼い頃、故郷で出会ったクジラの化石をきっかけに、化石の世界に魅せられた信州新町出身の故・西沢勇氏。彼の残した世界各地から集められた約6,000点にも及ぶコレクションは、西沢氏の亡き後、夫人によって信州新町に寄贈されました。今から450万年前、日本海につながる海の底にいた信州新町の生き物たちに会いに来ませんか。