【真田宝物館】
旧松代藩主真田家から寄贈された家宝の武具、調度品、文書、美術品などを所蔵。重要文化財の「青江の大太刀」、豊臣秀吉・石田三成・徳川家康・武田信玄らの書状など、大名家ならではの興味深い史料が多数展示されています。
【真田邸】
江戸時代の大名家の御殿として、その姿をよくとどめている真田邸(新御殿)は、江戸時代末期(元治元年=1864年)に、松代藩9代藩主・真田幸教が、母・貞松院の隠居所として建築したもので、明治維新以降は、真田家の私邸として使われていました。昭和41年(1966年)に真田家伝来の宝物とともに、長野市に譲渡され、今に至ります。
座観式の日本庭園が四季折々の彩りと風情を楽しませてくれます。
【文武学校】
文武を奨励した8代松代藩主・真田幸貫により発案、9代藩主真田幸教の時に学問と武道の学び舎として安政2(1855)年に開校。質実な藩の気風がうかがえるたたずまいで、西洋の軍学なども教える先進的な教育が行われたそうです。儒教を廃し、他の多くの藩校に見られるような孔子廟を設けていない点も特徴的です。