善光寺七福神巡り
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長野駅から善光寺までの善光寺表参道(中央通り)界隈に祀られている七福神をめぐる「善光寺七福神巡り」の道のりは約2.5km。のんびりマイペースでまち歩きを楽しみながら、善光寺への道すじを、さらに御利益に満ちたものにしてみてはいかがでしょうか。
●刈萱山西光寺(寿老人)
寿老人は、長寿を象徴した神で、老子が天に昇って仙人となったものとされています。手に持つ杖の頭にあるのは、長寿を保つ秘訣を示す巻物。長寿、財運、子孫長久のご利益があります。
●西後町秋葉神社・十念寺(福禄寿)
南極星の象徴、泰山真君を人格化した福と高禄(財運)、長寿の三徳をつかさどる神です。秋葉神社ゆかりの三尺坊(天狗といわれた)が福禄寿の神徳につながることにちなんでいます。
●御本陳藤屋(布袋尊)
弥勒菩薩の化身ともいわれる古代中国の禅僧契此のことで、世俗を捨て去ったお姿で人々を助けます。この布袋様は、戦艦大和最後の艦長となった有賀幸作中将の生家に伝わったものです。
●世尊院(毘沙門天)
仏の世界の北方を守る守護神の一人。左手に捧げる宝塔は仏様への帰依を、右手にかざす戟杖は法の守り手として清らかな行いを表しています。桧の一木造りの像は、市指定文化財です。
●大国主神社(大黒天)
大黒天は、三宝を守り、戦闘をつかさどったインドの神。日本では大国主神として習合し、農産と福徳の神として民間の信仰の対象となってきました。
●蓮池山往生院(弁財天)
インドの河の女神。音楽をつかさどり、学問と技芸、雄弁と知恵を授けます。境内の宇賀弁才天社は、権堂の芸能の神として信仰されてきました。
●西宮神社(恵比寿)
右手に釣り竿、左手に鯛を抱えた恵比寿様は、商売繁盛・家内安全・五穀豊穣・除災開運など広大な御神徳を称えられる神です。11月に行われる「恵比寿講」は「大煙火大会」と共に名物。
各神社には七福神の御朱印があります。福禄寿の御朱印は十念寺本堂前にございます。
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