原大隅守の墓(地蔵寺)
カテゴリー:武田軍関連 神社・寺 供養塔・墓 | ◇アクセス
原大隅守[はらおおすみのかみ]は、川中島の戦いでは武田信玄の中間頭でもあった。八幡原史跡公園にある「執念の石」は、永禄4年(1561)の第4次川中島の激戦で、上杉謙信が武田の本陣に乗り込み、信玄と一騎討ちをした際、駆けつけた原大隅守が謙信を討ち損じて悔し紛れに傍らの石を槍で突き通したと伝えられる。篠ノ井会(あい)の横田城跡に近い地蔵寺には、原大隅守の墓と伝わる墓碑がある。
なお、地蔵寺境内に建つ観音寺は、地区の有志の人々によって長谷観音を分祀・勧請したものという。